こんにちは!
ミント新宿店MLB担当のホソミです。
日本時間7月24日から、待ちに待ったMLB2020年シーズンが開幕しました!
とはいえまだ、世界的に新型コロナウイルスの問題が完全に収束したとはいえず、今シーズンのメジャーリーグは様々な特別ルールが設けられています。
唾吐きの禁止や無観客での公式戦開催など感染拡大を防ぐためのルールに加えて、開幕が4か月遅れたことによる日程等の問題を解決するためのルールも数多く設けられることとなりました。
まず第一に、60試合によるレギュラーシーズンの開催。
MLBは通常のレギュラーシーズンが162試合ですので、約1/3の試合数での開催となるため、思わぬ快進撃を見せたチームがそのまま地区優勝を達成することも十分に考えられます。
そのため、今シーズンはポストシーズンに進出できるチームが例年の10チームから16チームに拡大されました。
このルールによって各地区の上位2チーム+ワイルドカード2チームがポストシーズンに進めることとなり、レギュラーシーズンの最後の最後までポストシーズン進出をかけた熱戦が繰り広げられることになるかと思います。
そんな異例づくしの2020シーズンにおいては、普段の162試合では難しい打率4割や防御率0点台などの大記録が達成される可能性もあり、MVPやサイ・ヤング賞、新人王などの賞レースの行方も大いに注目を集めています。
今回はそんな注目の賞レースにおいて、サイ・ヤング賞候補の一角と目される若手右腕と、新人王候補筆頭にあげられている若手有望選手のカードを紹介していこうと思います。
2020 TOPPS TIER ONE Prime Performaers Autographs / Shane Bieber 090/299
6,000円
1人目に紹介するスター候補はクリーブランド・インディアンスの若手若手右腕シェーン・ビーバー選手です。
ビーバー選手といえば、昨2019年シーズンのプレイヤーウィークエンドでつけた“Not Justin”のニックネームでも話題となりましたが、その実力も折り紙付き。メジャーデビューを果たした2018年に11勝をあげてインディアンスの先発ローテーションに定着すると、2年目の昨シーズンに大ブレイク。
34試合に登板してキャリアハイを更新する15勝、リーグ4位の防御率3.28を記録。両リーグ最多タイの3完投2完封を含む214.1イニングを投げ抜き、40与四球、259奪三振とすべての面で高水準な成績をおさめ、サイ・ヤング賞投票ではジャスティン・バーランダー選手(HOU)、ゲリット・コール選手(HOU→NYY)、チャーリー・モートン選手(TB)といったリーグを代表する投手に次ぐ4位に入りました。
さらに昨年の活躍の中でも最も印象深かったシーンがインディアンスのホーム球場プログレッシブ・フィールドで行われたオールスターゲームでのパフォーマンスでした。
アメリカン・リーグの5人目として5回表のマウンドに上がったビーバー選手は、いずれもナショナル・リーグを代表する強打者であるウィルソン・コントレラス選手(CHC)、ケテル・マーテ選手(ARI)、ロナルド・アクーニャJr.選手(ATL)から三者連続三振を奪い、オールスターMVPに選出されました。
本拠地開催のオールスターゲームでMVPを受賞するのはサンディ・アロマーJr.(当時CLE)、ペドロ・マルティネス(当時BOS)に次ぐ史上3人目の大記録でした。
これだけの成績を残しながら、ビーバー選手はまだ大谷翔平選手と同じ1995年生まれの25歳。
そんな実績、将来性共に抜群の若手右腕の直書きサインカードは、ビーバー選手の活躍と共に今後も要注目の一枚です。
2018 TOPPS BOWMAN HIGH TEK Prospect Autographs / Luis Robert
12,000円
2人目にご紹介するブレイク候補の選手は今シーズンのア・リーグ新人王の大本命、シカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロベルト選手です。
この選手に関しては今シーズン前に結んだ6年総額5000万ドルの大型契約の話題でご存知の方も多いかと思いますが、そんな球界のトッププロスペクトがついに今シーズンメジャーデビューを果たしました。
ロベルト選手はロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト選手やアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.選手と比較される走攻守揃った5ツールプレイヤーで、昨2019年にマイナー3チームで打率.328、32本塁打、36盗塁、OPS1.001を記録する大活躍でMLBファンの注目を集めると、毎年発表されるプロスペクトランキングでも2019年開幕前の全体40位から全体3位にまでジャンプアップしました。
そんなロベルト選手は今シーズンの開幕戦となった7月24日のミネソタ・ツインズ戦で『7番・中堅手』として先発出場し、いきなり2安打を放つ華々しいメジャーデビューを飾ると、3試合目には今季初登板のツインズ前田健太選手からメジャー初本塁打となる2ランホームランを放ちました。
その後も5試合連続安打を記録しており、開幕からスタートダッシュに失敗したチームにおいてポジションを確立しつつあります。
この直書きサインカードはロベルト選手のデビュー前の2018年、若手有望選手に特化したメタリック調のクリアカードが特徴のブランド『TOPPS BOWMAN HIGH TEK』にラインアップされた一枚で、彼の活躍に従って人気の高まっているカードです。
まだ22歳と若く、非常にスケールの大きい選手であるため、彼の今後の成長と活躍と共に注目しておきたいカードです。
いかがだったでしょうか?
MLBの今後を担うであろう2選手の今シーズンの活躍に期待しましょう!
※本日ご紹介したカードはウェブ通販サイト『MINT MALL』でも販売しております。ご希望の方は是非そちらもご利用ください。